ある日の授業記録~6年生国語~
「延長13回 232球 投げぬいたエース」
高校野球に新たな怪物が誕生した。
〇〇高校の投手が、延長13回、232球一人で投げぬき、
サヨナラ勝ちへと導いた・・・・・
・・・・・・・
夏の甲子園をよく見る方ならば、
誰しもが思い出す、あの、数々の試合が
モチーフになっている国語の教材が
今年の教科書から登場しています。
・・・・・・・
しかも、子どもたちが考えるのは、
この投手の人物象や気持ち ではなく、
「インターネットのニュース記事を見て、
コメントを投稿した人たちの、
コメントの内容を比較し、
あなたの考えをまとめよう」
というものです。
いかにも
現代風
といった内容となっています。
ネットニュースの投稿欄には、
賛成や反対意見、
批判的なものや、取るに足らないものまで
玉石混交の様々な情報があふれています。
その中から、「納得できる」
考えを比較し、
自分の意見をまとめていきます。
子どもたちの考えも、真っ二つでしたが、
・自分の経験から語る
・有名人の言葉を引用
・ことわざや格言を使う
・具体的な数値を引用
などのポイントをもとに、
説明の工夫を学ぶとともに、
現代を生きる力を育んでいます。