ある日の授業記録~5年理科 水溶液~
5年生の理科では、「水溶液の性質」について調べました。
このクラスは、3つの謎について挑戦です。
①水の溶ける量に限りはあるのか?
②水の量を増やすと溶ける量は変化するのか?
③溶かすものがちがっても、溶ける量は同じなのか?
しかし、すぐには実験できません。
実験に取り掛かる前に、そろえないといけない「条件」があります。
「水」と、「溶かすもの」の量です。
条件がわかっても、まだまだ確認しておくことがあります。
まず、「水」をきっちりはかりとるために、メスシリンダーの使い方を学びました。
「とかすもの」をそろえるための「すりきり」も覚えました。
そしていよいよ実験です。
水をはかりとる人、食塩をすりきる人、混ぜる人、記録する人など、班で協力して実験を進めていきました。
実験の結果、
「水の量が増えるにしたがって、とける量が増える」
「溶かすものが違うと、溶ける量がりがう」
ことがわかりました。
また別の日、前回の実験の続きをおこないました。
今回の課題は、温度を変化させて、溶ける量をはかっていきます。
必要な道具は自分たちで棚から用意し、実験準備を予めすませておき、自分たちで実験を進めました。
たくさん溶かした水溶液は、とかしたものを取り出すために、
蒸発皿や、針金をつかって結晶を作り出していきました。
実験道具や薬品の準備をはじめとして、すべて自分たちで実験を進めていきました。
水溶液の性質は、わかりましたか?