教室をのぞいてみると・・・(算数編)
教室をのぞいてみると、子どもたちは、算数でいろいろな学びをしています。
運動場では、6年生が全力疾走。
でも、どうやら体育ではなさそうです。
6年生に聞くと、算数の「速さ」の授業の一環で、
100mを走るタイムを計り、速さを比べるそうです。
その時に必要になってくる要素が、「距離」と「時間」なのですが、
どちらをどちらで割るかによって、出てくる値と、その大小のどちらで比較していくのかが変わってきます。
「1秒当たり、どれだけ進むか」
「1mあたり、どれだけの時間がかかるか」
計算の値をもとに、どちらが比べやすいかを考えてみましょう。
4年生の教室をのぞくと、黒い点がペンで囲まれていました。
これは、式をまとめて書く工夫で、
分配法則や結合法則につながる学習です。
黒い点の囲まれ方によって、表れる式が変わってきます。
いくつかの個数で区切って式を出す方法や、
「あるものと考えて、そこから引いて考える」方法も考えられます。
これは、この先の「面積」を求める考え方にもつながるもので、
「式」と「面積」が実はつながっていることを意識してもらえららと思います。
3年生の教室では、分割授業が行われています。
ジュースに見立てた液体などの具体物見ながら、イメージを膨らませます。
自分の考えをノートにまとめて、友達の考えとも比較します。
出た考えを教室に掲示して、次に考えるときのヒントに使ったりもしています。
1年生の教室では、さくらんぼ計算の工夫について、自分の考えを発表していました。
友達につたわるように、どのように伝えればいいのかを考えながら、発表をしていました。