小学校の歴史がつながります。
北松尾校区の歴史がつながります。
小学校の片隅で、ひっそりとたたずむ茶色い筒。
実は、この地域の歴史を物語っているものなのです。
6年生の家庭科では、私たちが普段使っている布について、くわしく学びました。
たぬきの糸車で学んだように、綿花を紡ぎ糸を作ります。
そこから機織り機で布を織りあげていきます。 これにはとても時間がかかるので、近代では機械で織るようになっています。 実は、北松尾校区では昔、紡績(ぼうせき:布を作る)産業が盛んで、たくさんの紡績工場が立ち並んでいました。
茶色い筒は、そこで使われていたものだったのです。
まだ校区内には、工場がたくさん残っています。
ほら、小学校の校歌は・・・・・
「空が晴れてる 機の音 働く響き背にしつつ~♪」
このブログのタイトルは「機の町」 ですよね。
校区の歴史は、小学校の中に刻まれているんです。
布の歴史を学んだ後、布に描くデザインについて学び、思い思いにデザインをしていきました。素晴らしい作品が、たくさん生み出されました。